一般的なチューナーレステレビよりも解像度の高い映像が楽しめる4K対応のチューナーレステレビ。
現在流通しているテレビで最も解像度が高いのは8Kですが、4Kも鮮明で美しい映像を見せてくれます。でも、4K対応だとお高いイメージがありますよね。
ご安心ください。チューナーレステレビは、4K対応でもお手頃価格。人気上昇中のモデルを3台紹介いたします。
そもそも4Kテレビとは?
4Kといっても名前がいろいろと使われていて、わかりにくいですよね。ざっくりですが、4Kについて説明いたします。
4Kテレビ
4Kテレビとは、水平方向に3,840画素 × 垂直方向に2,160画素 = 8,294,400画素の映像を表示ができ、4Kチューナーを搭載しているテレビのこと。 4Kの「K」は単位の「kilo(キロ)」の頭文字を取った記号で、数字の場合「1K」は「1,000(千)」という意味になります。水平方向の画素数は、正確には「3,840」ですが「約4,000」という数字であることから、簡略化された呼び方として「4K」という表現が一般的に使用されるようになりました。
4K対応
4K対応とは画面に約829万画素の映像を表示できますが、4Kチューナーを搭載していないテレビのことを指します。チューナーレステレビは、外付けの4Kチューナーを接続したり、4K画質に対応したインターネット動画配信サービスを利用することで4K放送や4K動画の視聴が可能です。
4K放送
4K放送とは、BS4KとCS4Kのみで放送している4K専用チャンネルのこと。ちなみに地上波は「2K放送(ハイビジョン)」ですので4Kでは放送されていません。
4K対応チューナーレステレビのおすすめは?
では、4K対応のチューナーレステレビはどんな商品が良いのでしょうか。おすすめできる商品がありますので、さっそく見てみましょう!
「オリオン SAUD501A」立体音響も楽しめる大画面50V型
チューナレステレビ速攻レビュー! ORIONのAndroidTV搭載、50V型の4Kモデル「SAUD501」の機能・画質・音質は? 折原 一也 | オリチャンネル
画面サイズ | 50V型 |
幅x高さx奥行 | 1117x701x212mm |
重量 | 9.8kg |
接続端子 | HDMI端子(4)、USB端子(2)、ヘッドホン出力、LAN端子、光デジタル音声出力 |
解像度 | 3840x2160(4K) |
スピーカー | 内臓 |
OS | Android |
映像配信サービス | YouTube、Netflix、Hulu、Amazon Prime Video、U-NEXTなど |
50V型の大画面で繊細な映像を楽しめる「オリオン SAUD501A」。さらに外部スピーカーを接続すると立体音響が楽しめます。Bluetoothに対応しているため、スピーカーとの接続で配線ストレスがないのも高ポイントですね。
「V」は「Visual Size」の略であり、「V型」とは画面の対角線の長さ(フレームを含まない)をインチで表した数字です。(1インチ=約2.54cm)
「オリオン SAUD501A」は、コンテンツに合わせた音響設定やサラウンド設定も可能です。立体音響によって、より臨場感あふれる映像と音響が楽しめます。
こんな方におすすめ
- 映像と音響にこだわりたい人
- チューナーレステレビを10~12畳の部屋に設置する予定の人
- 音響設定にこだわる人
「ASTEX B0BF4CYKMC」ミラーリング機能でスマホやゲームの映像を大画面に
画面サイズ | 43V型 |
幅x高さx奥行 | 957x606.3x206.8mm |
重量 | 8kg |
接続端子 | HDMI端子(3)、USB端子(2)、ヘッドホン出力端子、LAN端子、音声出力端子 |
解像度 | 3840x2160(4K) |
スピーカー | 内臓 |
OS | Android、Chrome |
映像配信サービス | YouTube、Netflix、Hulu、Amazon Prime Video、ABEMA、U-NEXTなど |
「ASTEX B0BF4CYKMC」は、ミラーリング機能でスマホやゲームの映像をテレビ画面に出力できます。「Chromecast built-in(クロームキャスト ビルトイン)」の利用で、同じネットワークに接続するだけでテレビ画面への出力が可能。ミラーリング機能はスマホの映像を複数名で共有したい時に、とても便利な機能です。
また、Bluetooth5.0に対応しているのもいいですね。Bluetooth対応のヘッドホンやイヤホンがあれば、テレビの音声を簡単に出力できます。「ASTEX B0BF4CYKMC」なら、複数名でも1人でも映像を楽しめるのが魅力です。
こんな方におすすめ
- スマホの画面を複数名で共有したい人
- 1人で視聴する機会がある人
- 6~8畳の部屋で利用したい人
「TCL 43P63J」フレームレスで映像に没頭できる
画面サイズ | 43V型 |
幅x高さx奥行 | 957x610x185 mm |
重量 | 6.3 kg |
接続端子 | HDMI端子(3)、USB端子、ヘッドホン出力端子、音声出力端子、LAN端子 |
解像度 | 3840x2160(4K) |
スピーカー | 内臓 |
OS | Android |
映像配信サービス | YouTube、Netflix、Hulu、Amazon Prime Video、U-NEXTなど |
「TCL 43P63J」はベゼルレスデザインが採用されており、フレームレスとなっています。見た目がスタイリッシュなうえに、映像作品の没頭感が向上。お部屋のインテリアにこだわりたい人や映像作品に入り浸りたい人にぴったりなチューナーレステレビです。
こんな方におすすめ
- インテリアにこだわりたい人
- テレビのフレームが気になる人
- 6~8畳の部屋で利用したい人
4K対応のチューナーレステレビで高画質を楽しむポイント
4Kで高画質を楽しむためには、以下の5つのポイントが重要です。
4Kコンテンツの入手
4K対応のチューナーレステレビの高解像度を活かすためには、4K解像度のコンテンツが必要です。映画、テレビ番組、ストリーミングサービス、ゲームなど、4Kコンテンツを提供しているプラットフォームを利用しましょう。各種メディアプレーヤーやストリーミングデバイスも4K対応か確認してください。
4K対応のインターネット動画配信サービスは以下の通り。
筆者はU-NEXTと契約していますが、映画やドラマ、アニメなどが豊富でおすすめです。
- U-NEXT
- Lemino
- Amazon.co.jp(Amazonプライムビデオ)
- Netflix
- 楽天市場(rakutenTV)
作品によっては4K未対応の作品があります。
高速なインターネット接続
4Kコンテンツは通常、大容量のデータであるため、高速なインターネット接続が必要です。ストリーミングサービスを利用する場合は、推奨される最低速度や回線の品質を確認してください。
HDMI 2.0以上のケーブル
4K映像をチューナーレステレビに伝送するためには、HDMI 2.0以上のケーブルが必要です。これにより、高ビットレートの映像データを正確に転送し、最大の画質を実現できます。
高ダイナミックレンジ(HDR)の活用
4K対応のチューナーレステレビの多くは、高ダイナミックレンジ(HDR)をサポートしています。HDRは、明るさや色彩の豊かさを向上させる技術。HDR対応のコンテンツを楽しむことで、よりリアルな映像表現が得られます。
画質設定の最適化
4K対応のチューナーレステレビには、さまざまな画質設定があります。設定メニューやメーカーの推奨設定を確認し、最適な画質設定を選択しましょう。また、個別のコンテンツに合わせて適切な画質設定を調整することも重要です。
これらのポイントに留意しつつ、4Kテレビの高画質を最大限に引き出して楽しみましょう。
4K対応チューナーレステレビで高画質な映像を先取り
通常のフルHDテレビよりも4倍の解像度を持つ4K対応チューナーレステレビ。この解像度により、非常にきめ細かで美しく鮮明な映像を提供してくれます。映画や動画配信、ゲームなどで4Kコンテンツが利用可能であれば、よりリアルな映像体験が得られるでしょう。あなたも4K対応のチューナーレステレビで高画質な映像を先取りして楽しんでみませんか。